ショーケース
2008年08月

HOTEL BENI

エントランスホール
エントランスホール

大阪は豊中に位置するデザインホテル「HOTEL BENI」。
この地は伊丹空港すぐそばの、11号池田線沿いに位置するレジャーホテル激戦区です。
この「HOTEL BENI」はこの度全面改装リニューアルを施し、レジャーホテルのあり方に新たな風を吹き込むべく多くのチャレンジと斬新的なアイデアを盛り込んだ、全く新しい形のデザインホテルとして生まれ変わりました。

お部屋
お部屋

こだわりの中身は、ホテルの安全面・保守面などの運営面での最新鋭設備導入はもちろん、お部屋の作りやインテリア・照明、さらには待合室でもくつろげる空間アイデアとそれを実現させたオーナー様のこだわりは、全61室の随所に垣間見ることができます。
そのこだわりを形にする設計担当GOSiZEさんのセンス。またそれを照明というジャンルからサポートしたマックスレイさんの技術力。オープン後はまだ拝見しておりませんが、素晴らしい作りの建物が出来上がっていました。
特筆すべきは各お部屋の作り。スタンダードで利用しやすい低料金ルームから何段階かにクラス分けがなされ、最高級VIPルームではすべての家具や調度品が同一高級ヨーロピアンブランドでまとめられたブランド毎のお部屋がご用意されているのです。

LEDパネルは天井面から壁面に

さて、今回はこの「HOTEL BENI」のカウンターフロア、エレベーター前に設置したLEDミラーパネルの制御をグラフィカで行いました。
LEDの制御と言えばもはや業界のスタンダートと言える、e:cueブランド。
今回もButlerを使用したスタンドアローン制御での演出を行っています。

LEDパネルは天井面から壁面に

エントランスを入られたお客様をお迎えする吹き抜けの空間から階段を上るとある受付カウンター。お客様がこの空間に居る時間は長くても1〜2分です。
プログラミングの重要な部分、この少ない時間でもお客様の楽しい時間を盛り上げ、期待感を高めつつ、さらに内装や建物全体との調和を大事にした演出をすることをテーマに、「色彩・色調・動きの流れ」に重点を置いて作られたプログラムは全10パターン。 それぞれの動きは約15~20秒サイクルで変化していくような形で作りました。

e:cueの特長でもあるプログラミングのしやすさは、こうしたオリジナルを追求するお客様のご要望をいち早く実現させることが可能です。 8台ある各Butlerの固定IPを設定しマスターになる器具を選定、合計8000チャンネルを越えるDMX信号を同時に送出させる・・・文字にすると難しそうな事に見えるかもしれませんが、実際のセッティングはe:cueならばたった5分で終ります。(笑) 後はPCに接続しプログラミングするだけ・・・のはずだったのですが、今回なぜか現場ではLEDの器具本体から来ている信号線が本来の順序とは異なっていたのです。 しかしe:cueプログラマーならこういった不測の事態でも、配列の組み換えを容易に行える専用ソフトPatcheor(パチェラー)があるのです。普通の現場ならプログラムはお手上げだったかもしれない事態でも、このPatcheorのおかげで無事プログラミングに入れ、順調に作業を進めることができました。

BENI様プログラミング時画面

e:cueブランドからはこの秋、さらに充実の周辺機器が出揃いパワーアップを図ります。 今後の展開にもご期待ください。

<基礎情報>
施主:HOTEL BENI http://www.hotenavi.com/beni/index.html
設計:GOSiZE 藤田豪 http://www.gosize.com/
販売・施工:マックスレイ株式会社 http://www.maxray.co.jp/
(以上、敬称略)

<使用機材>
TRAXON
PA-TI-50300 MIRROR64 ×27枚
e:cue
Butler micro server ×8台